悪玉コレステロール値が低いから安心?嘘です!

悪玉コレステロール値が高いと不健康というイメージが強いかもしれませんが、実は下がりすぎてしまうと逆に死亡危険度のリスクを高めてしまう原因になるのです。

 

具体的にコレステロール値が低いとどのような病気を招きやすくなるのか。
その辺を重点的にチェックしておきましょう。


 

そもそも生きていく為にコレステロールは必要不可欠な成分!

コレステロールは主に3つの役割を果たしています。

 

・ホルモンを作る原料
・細胞膜を作る成分
・胆汁酸を作る成分

 

もし、コレステロールが少ないとこれらの役割が十分に果たされなくなり、体に様々な異変が起こってしまうのです。


悪玉コレステロールは悪者ではありません!

コレステロールは「善玉」と「悪玉」に分けて呼ばれたりしますが、なにも悪玉が悪者というわけではありません。
悪玉コレステロールと呼ばれているLDLコレステロールは、血液を通り道にしながら体内へコレステロールを運ぶ役割を担っています。
ただ運びすぎてしまうと、血液中にコレステロールが溜まり酸化し、動脈硬化を起こすリスクを高めてしまいます。
これが悪玉と呼ばれている理由なのです。
ちなみに善玉コレステロール(HDLコレステロール)は、血液中に溜まってしまった余分のコレステロールを回収し、ホルモンや胆汁酸の材料にしてくれます。

 

なんだか悪玉コレステロールはやんちゃな弟で、善玉コレステロールはしっかり者のお姉ちゃんみたいな印象を受けます。


コレステロールが下がると体にどんな影響を及ぼすの?

貧血になりやすくなる

細胞膜の成分にもなるコレステロールが不足してしまうと血管壁がもろくなり、赤血球が十分に作られなくなってしまいます。赤血球が不足することで貧血を起こしやすくなるので、特に女性は気をつけなければいけません。

 

しびれなどの運動障害が起こる

コレステロールを体に送り届ける悪玉コレステロールが少ないと神経細胞の働きが鈍くなってしまいます。
その結果、神経伝達物物質が不足し、しびれなどの運動障害を起こすこともあるのです。

 

死亡率がアップ

コレステロール値が低いほうが死亡率は高まる!という驚きの真実がここ数年の間で明らかとなっています。
その為、欧米では日本よりも遥かに高い数値を基準値にすることでコレステロールが下がり過ぎないようにしています。

 

・ガン
・心筋梗塞
・脳卒中
・栄養吸収障害
・肝硬変
・低βリポたんぱく血症

 

低コレステロールは、これらの発症リスクを高めてしまいます。

 

うつ病になりやすくなる

コレステロール値が下がればホルモンバランスにも影響を及ぼします。
脳内でセロトニンの伝達が正常に行われなくなり、うつ病の症状を発症しやすくなると言われています。

 


まとめ:悪玉コレステロール値が低いから安心?嘘です!

悪玉コレステロールの正常値は男性が72〜178、そして女性が61〜152(31〜45歳)・73〜183(46〜65歳)・84〜190(66〜80歳)です。

自分の正常値の数値を下回らないようバランスの良い食生活を心掛け、編食生活や無理なダイエットはしないようにしましょう。
またコレステロールを下げ過ぎないようにする為にもウォーキングなどの適度な運動は必須となります。

 

一気に改善しようとすると大きなプレッシャーに感じてしまうかもしれないので、1つ1つ改善していきましょう。